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Japanese Excite Music Close Up Interview

Discussion in 'Stereopony Interviews' started by Destonus, Jan 26, 2013.

  1. Destonus

    Destonus Global Moderator

    [​IMG]

    Video here:http://www.excite.co.jp/music/close_up/movie/1006_stereopony/

    Interview here:
    Page 1:http://www.excite.co.jp/music/close_up/interview/1006_stereopony/?lead=1
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    1stアルバム『ハイドランジアが咲いている』から一年ぶりとなる2ndアルバム『OVER THE BORDER』は、ロックなアッパーチューンからじっくり聴かせるタイプまでバラエティに富んだ14曲入り。本当に曲それぞれのキャラが濃く、ステレオポニーらしいニューアルバムだ。中で注目したのは、切ない気持ちを赤裸々に描いた「友達の恋人」と、ポジティヴ方向に振り切ったポップナンバー「happy’A’」。この対照的な2曲を巡る話の中に、この一年間のバンドの成長が見てとれるインタビューになった。
    取材・文/平山雄一




    ステレオポニー
    キャラの濃い曲を良いバランスで
    2010年06月08日 掲載

    Excite:今、1stアルバム『ハイド.ランジアが咲いている』を振り返ってみると?

    AIMI:その時出せるものを精一杯出す、出来ることを全部やるっていう感じで、気持ちはいっぱいいっぱいでしたね。とにかく初めて経験することが多くて、それを一つずつクリアしていったアルバムです。

    SHIHO:当時は、どんな順番で作業するのかといった、アルバムを作っていく時間の流れが分からなかったんですよ。だから、いつ自分の気持ちをピークにするかとか、モチベーションの持っていき方が分からなかった。それが音にも出ているかな。今、自分達で聴くと、焦ってもがいている感じがします(笑)。

    NOHANA:シングルを出し始めた頃から、A面とカップリングは別モノにしたくて、1stでも様々なことをやっているんですけど、2ndではもっと色んな音楽をやりたい、新しいステレオポニーを出したいって思ってました。
    Excite:このアルバムでは本当に色んなスタイルの音楽をやってるね。実際に今回のアルバムの準備に入ったのは?

    AIMI:常に曲は書いていたので、徐々にです。
    Excite:一番好きなのは「友達の恋人」だな。メロディも歌詞も素直。でも、あそこまで素直に言ってしまって、恥ずかしくないの?

    AIMI:えーっ! そんなこと、思ったことないですよ。恥ずかしいって言い方もあるけど、自分としては歌詞はありのままに書いているだけです。
    Excite:ホントにありのままなんだよなあ(笑)。

    AIMI:そういえば、人に相談しないことも、歌にはしていますね。
    Excite:他人に言えないことも、歌だったら言えるっていうのは、アーティストとして幸せかも(笑)。他のメンバーはこの曲を初めて聴いた時、どう思った?

    NOHANA:私は、もし好きになってしまったとしても、友達から奪うことは無いですね。

    SHIHO:自分は“友達の恋人を好きになることは無い”派だから、「へー、そういうことってあるんだ」と思いました。
    Excite:(笑)。

    SHIHO:ただ、詞の持っている雰囲気を大事にしたいと思ってドラムを叩いているんですけど、まだラフな歌詞で歌うのを聴きながら叩いていて、感情が自分の中からどんどん出てきて、初めて叩きながら涙目になりました。すごく良い経験だった。

    NOHANA:歌詞が完成してミックスされて、こんなに切なく仕上がるなんて想像していなかったから、感動しました。

    AIMI:歌詞は、悩んでたんですよ。
    Excite:恥ずかしくて?(笑)

    AIMI:違いますよ(笑)。完成して、歌詞をちゃんと伝えたかったから、それを優先してメロディをシンプルなものに変えたりしましたね。
    Excite:「happy’A’」も明るくていいね。これはNOHANAさんの詞だ。

    AIMI:ウキウキするような跳ねるリズムの曲を作って、詞をNOHANAに任せました。NOHANAはストレートに表現するのが上手いから、曲にぴったりじゃないかなって。で、NOHANA自身のことを書いてほしかった。
    Excite:NOHANA自身のことっていうと?

    AIMI:NOHANAは私と全然違うから。パワーがあるんですよ。落ち込んでいる時とかは、NOHANAのそばにいるとパワーをもらえる(笑)。

    NOHANA:自分のことを書きたいっていう気持ちが強いです。曲を聴いた時、“happy”っていう言葉が浮かんで、私の血液型がAだから、「happy’A’」(笑)。
    Excite:そのまんまだ(笑)。

    AIMI:他の人の言葉を歌うのって、楽しい。歌詞が上がってきて、「NOHANAっぽーい」と思って、NOHANAの気持ちを伝えるにはどういう声で歌ったらいいかなって解釈していく自分が面白いんです。NOHANAはすごくポジティヴで純粋。その気分になりきると、自分も前向きになれる。
    Excite:バンドとして、いい役割分担だね。そうやって曲が揃っていって、アルバム全体としてはどう考えたの?

    AIMI:1曲目はインパクトをつけたいと思ったから「OVER THE BORDER」にして、ラストはアコースティックで終わりたかったから「ACOUSTIC SONG」。曲がそれぞれキャラが濃いので、良いバランスになったと思います。
    Excite:アルバムのタイトルを“OVER THE BORDER”にしたのは?

    AIMI:今までの自分達とこれからの自分達に線を引いて、これからの方に向かっていくんだっていう気持ちです。あれもしたい、これもしたいと思っていて、“ガールズバンド”っていうククリさえいらないと思っている。1stを作ってツアーをして、ワンマンってこうなんだ、だったらもっとこんな曲が欲しいよねって、2ndを作った感じです。絶対に聴いてほしいアルバムですね。

    SHIHO:ライヴをイメージしてレコーディングしたから、パーカッションにチャレンジしたりして楽しかった。これからも、もっと色んな音楽をやっていきたいよね。

    NOHANA:今回のツアーは初めてワンマンをやる場所もあるから、早くみんなに会いたいです。その前に、もっと練習しないと(笑)。

    SHIHO:何が不安かは分からないんですけど、不安がある(笑)。考えただけで緊張するんだけど、それをそのままステージに持っていくとダメなことは、前回で経験しているので分かっていて。そういう時は、究極、NOHANAに頼ります。
    Excite:おいおい、そこかい(笑)。
    Excite:じゃあ、最後に、究極の対バン希望は?

    AIMI:もう無いけど、ジュディマリ。いろんな人に希望を与えたでしょ。自分もそうだし。

    NOHANA:チャットモンチー。コピーしていたので、もし出来たらドキドキです。

    SHIHO:マキシマム ザ ホルモン。初めて見た時、「何だ、これは?!」と思って、自分もバンドを始めたから。あ、考えただけで手に汗が出てきた。ダメだあ!(笑)
     

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