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Japanese ステレオポニー 12月7日、3rdアルバムをリリース!

Discussion in 'Stereopony Interviews' started by Destonus, Jan 26, 2013.

  1. Destonus

    Destonus Global Moderator

    Music UP's interview with Stereopony about "More! More!! More!!!" There is also live information below the interview.

    [​IMG]

    ステレオポニー
    12月7日、3rdアルバムをリリース!

    振り切ってロックを遊び尽くした意欲作!

    約1年半振りとなる3rdアルバム『More!More!!More!!!』が完成。serial TV dramaの新井弘毅(Gu)と稲増五生(Gu)や、NAOTO(from ORANGE RANGE)らとのコラボ曲も収録する、楽しさと感動の詰まったこのアルバムについて3人が語った。

    L→R NOHANA(Ba)、SHIHO(Dr)、AIMI(Vo&Gu)



    ──前2作よりバラエティーに富んでいて、すごく豪華で遊び心がたくさん詰まったアルバムになりましたね。
    AIMI:ふとした誰かのひと言を具現化して、それが集まってかたちになったアルバムです。良い意味で枠にはまらず、ぶっ飛んでる作品になったと思います!
    ──吹っ切れたような感じすらしました。
    AIMI:そうかも。モヤが晴れて、すっきりした感じ(笑)。
    SHIHO:“振り切ろう!”という大きなテーマがあって。面白いことはとことん面白く、カッコ良いことはとことんカッコ良く…それによって、曲のカラーやイメージが際立った作品になりましたね。
    NOHANA:今までもいろいろやってきたけど、自分たちだけでやってきた前作までとは違い、他のアーティストさんのスパイスが加わると、こんなにも広がるのか!ということが実感できて、すごく楽しい作品になりました。
    ──「Introduction」「Blowin’in the wind!!」「ビバラ・ビバラ」ではserial TV dramaの新井弘毅さんと稲増五生さんが、作詞作曲、アレンジ、ギターで参加していますが。
    AIMI:夏にスタッフ主催のバーベキュー大会があって、そこでserial TV dramaのメンバーやORANGE RANGEのNAOTOさんとか、いろんなアーティストの方と仲良くなって。最初は「Introduction」のみの参加予定だったんですけど。
    ──「Introduction」は沖縄テイストで壮大な曲ですね。
    NOHANA:沖縄の三線を新井さんが弾いてくれていますが、当日まで三線を弾いたことがなかったらしく。それでも、入門DVDを観ながら弾けちゃうのがすごいと思いました。
    ──「Blowin’ in the world」はパンクっぽいストレートなロックだけど、後半《どうどど》《ニヤニヤ》とノリが変化してますよね。
    SHIHO:《ニヤニヤ》以降は最初なくて、プリプロの前日に急に追加されたんです。演奏はすごく難しくて、手が切れて血が出るほど練習したけど、ライヴで演奏した時は、辛いことも忘れて気絶しそうなほど楽しかった!
    ──10月16日のライヴで披露していましたね。AIMIさんがハンドマイクで歌い、ステージ中を走っていたのが新鮮でした。
    AIMI:意外と歌に集中できるし、お客さんのすごく近くまで行けて、歌っててすごく気持ち良かったですよ。
    ──「ビバラ・ビバラ」は、ホラーとオペラの融合が面白い。歌詞の《ヨボセヨペゴパヨ チキンピリョヘヨ》っていうのは?
    NOHANA:呪文っぽい言葉が合うなと思って、韓国語の単語をつなげて書いてみました。1番目の《チキンピリョヘヨ》だと、“私はチキンが大好き”とか(笑)。
    SHIHO:コーラスは、まさに“オペラのように”と新井さんに言われてたんです。そんなのやったことなかったけど…今回そういうのばっかりで。
    AIMI:私が曲を作った時は普通だったんですけどね~。新井さん、おかしいです…いや、すごいです!(笑)
    ──そして、「おしゃれ番長2011」はORANGE RANGEのNAOTOさんが、アレンジと歌にも参加していますね。
    SHIHO:中学生の時はカラオケでみんな歌ってたし、うちらの世代には、どんぴしゃの選曲ですよ!
    AIMI:コンピューターを使った機械的な音を入れたくて、NAOTOさんに編集してもらいました。私はひとりで3人分歌ってるので、ライヴではどう歌おうか思案中です(苦笑)。
    NOHANA:スラップで弾いているベースはシンセだから、ライヴでやるまでに練習しておかないと…。
    ──「ハナヒラク」「キャンバスに私だけの色をのせて」などは、従来のステレオポニーらしさも感じました。
    AIMI:いくら3枚目でいろんなことをやっているからって、これまでの流れを全部なくしてしまうのはどうかなと。良い曲だったので出し惜しみせず放出しました!
    ──「ハナヒラク」は、1stシングル「ヒトヒラのハナビラ」とダブる部分がありました。
    AIMI:実は、「ヒトヒラ~」のアンサーソングです。「ヒトヒラ~」の“僕”とは違う目線で、“ハナビラが舞っている=恋が終わりそうな瞬間、追いかけたいけど追いかけられない女の子気持ち”を歌っていますね。
    SHIHO:「キャンバスに~」は私が作詞しました。今回の制作を通してすごく楽しめたことがモチベーションになっていて。他人からネガティブに見られてしまったとしても、自分の中の世界がキラキラしていれば、それで良いんじゃないかっていう。かたちあるものはいつかなくなるし、始まりがあれば終わりもあるんだけど、“永遠”ってかたちはなくても心にはあるんだって。
    AIMI:アルバムを最後まで聴いてくれた人に、どんな気持ちになってほしいか考えて…明日って、希望に満ちあふれたことだけじゃないことは分かってるけど、それでもありのままで自分自身を愛してあげたいし、寂しくて切ないけど、温かい気持ちでいたいという気持ちで歌いました。
    ──3人以外の音を積極的に導入した制作はどうでした?
    AIMI:勉強になりまくりです!
    SHIHO:新しい風が吹いて、何かが変われたと思います。
    NOHANA:“ロックな遊び”ができた作品。音を楽しむ、音楽で遊ぶという意味をより理解できました。
    ──タイトルからは、“もっともっと振り切る!”というバンドの姿勢を感じましたよ。
    NOHANA:そうですね。曲もライヴも、ステレオポニーを知ってもらいたい気持ち、伝えたい気持ち、書き切れないほどたくさんの“もっと!”っていう気持ちを込めました。
    ──ちなみに、初回生産盤Bのジャケ写は…パジャマ?
    NOHANA:振り切るがコンセプトだったので、通常盤はUKっぽくキメて、初回盤Bはリラックスしたパジャマという。
    SHIHO:普段こんなかわいいパジャマは着ないけど(笑)。
    ──これを見て、男子が萌えるんじゃない?
    AIMI:そういうこと言われると、何かちょっと恥ずかしいんで、とりあえず全部買ってください(笑)。ジャケ3枚を並べると実はつながっていたり、いろいろ工夫があるので。しかも、初回盤のDVDがアメリカでのライブ映像でAはボストン編、Bはニュージャージー編と内容が違うんです。値段のわりにボリューミーだし…全部買いたくなるでしょ!(笑) 枠にとらわれていない作品だから、いろんな方に聴いてほしいですね。



    Profile

    2006年、沖縄にて結成されたガールズロックバンド。08年11月5日にシングル「ヒトヒラのハナビラ」でメジャーデビューを果たす。思春期の多感さを象徴するかのように、尖っていて、切なくて、同時に清々しくもある。怖いもの知らずだけど、怖いものだらけな世代をかき鳴らすロックサウンドは、同世代だけでなく幅広い層のリスナーに向けて発信されている。



    Live Information

    『あじさいまつり2011』
    11/20(月) 沖縄・本部町中央公民館
    『STEREOPONY LOVERS X’MAS LIVE vol.3』
    12/24(土) 東京・渋谷www

    Link to page: http://www.music-ups.jp/interview/87/07.php
     

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